Yalu102やmach_portalをデバイス単体で再インストール、再署名する方法(非公式)

Yalu102やmach_portalをデバイス単体で再インストールする方法(非公式)
Cydia Impactorがアップデートし、新たなアプリ「Cydia Extender」が登場した。Cydia Extenderは、デバイス単体で再インストール・再署名することができるものであるが、有料の開発者向けとされていたが、実はいくつかの手順で無料のアカウントでもインストールすることができることができていた。

これまでは無料アカウントの場合、再脱獄するために7日以上経過した場合、PCからYalu102やmach_portalを再インストールして脱獄している場合がほとんどだった。しかし、Cydia Extenderを使用すれば、PCを必要とせず、デバイス単体でYalu102やmach_portalを再インストール・再署名をおこなうことができる。

現段階ではSaurik氏による公式の方法ではないが、redditユーザーによって説明された非公式の方法でデバイス単体で再インストールすることができる。
ここでは、デバイス単体でYalu102やmach_portalの再インストール・再署名する方法を簡単に説明する。
非公式な方法なので行う際は注意!

デバイス単体で再インストール・再署名

  1. 必要なものをインストール

    ここでの手順の初めに必要なものをインストールする必要がある。

    1つ目は「Cydia Extender Installer」。Cydia Extenderをインストールするには、Cydiaに「https://apt.enduniverse.com/cydia/」のリポジトリを追加する必要がある。
    リポジトリを追加後にCydia Extender Installerをインストールする。

    2つ目は「MTerminal」。などのターミナルアプリ。好みのターミナルアプリで問題ないのでCydiaからインストールする。

    3つ目は「Filza File Manager」。こちらもCydiaからインストールしておく。

  2. TeamIDを確認

    TeamIDは、デバイス上にすでにインストールされている「Yalu102」または「mach_portal」アプリから確認することが出来る。

    Step1でインストールしたFilza File Managerを使用し、「/var/containers/Bundle/Application/」へ移動し、Yalu102またはmach_portalを開く。

    その中に「embedded.mobileprovision」というファイルがあるので、タップし「テキストエディタ」で開く。

    上から12行目辺りにある「ApplicationIdentifierPrefix」の下にあるstring内の10桁の英数字をメモしておく。

  3. ターミナルアプリを開く

    Step1でインストールしたターミナルアプリを開き、以下の順でコマンドを入力する。

    su
    パスワード(デフォルトの場合は「alpine」)
    cyextender [TeamID]

    10桁の英数字の部分にはStep2で確認したApplicationIdentifierPrefixを入力する。するとズラズラと文字列が流れはじめるのでしばらく待つ。

  4. Cydia Extenderを開きプロファイルをインストール

    ホーム画面上に追加されたCydia Extenderを開き、Allowを選択してVPNプロファイルをインストールする。

  5. Yalu公式ページのIPAをExtenderで開く

    SafariからYaluの公式ページにアクセスし、Yalu102またはmach_portalのIPAをタップし、Cydia Extenderで開く。Apple IDとパスワードを入力して再インストールを開始する。

  6. 最終確認

    Yalu102jまたはmach_portalを再インストールできているかどうかを確認しよう。
    BigBossからインストールできる脱獄アプリ「Cert Time」などを使えば簡単に日付を確認することができる。さらに7日間使用できるようになっているかをチェックしておこう。

報告されたエラー

  • provision.cpp:71
  • provision.cpp:80
  • provision.cpp:81

手順の途中で、上記のような、いくつかのエラーが発生するという報告がある。これらのエラーが発生した場合は、Cydia Impactorのメニューで、Xcode > Revoke Certificatesを選択すると解決したという報告が多いようだ。

出典または引用