Yaluで脱獄したiOS10.1.1を「すべてのコンテンツと設定を消去」後に再脱獄する方法

Yaluを使用し、iOS10.1.1を脱獄した後に設定アプリ内から行える「すべてのコンテンツと設定を消去」し、再脱獄すると、多くの場合はCydiaで赤文字のエラーが発生する。この問題は、Pangu(iOS9.3.3)の時も発生していたが、いくつかの手順でエラーを解決し、再脱獄をおこなうことができる。

reddit上の投稿で手順が公開されているので、ここでも簡単に説明する。その他のCydiaのエラーは以下から。

エラーopen (2: No such filie or directory)

2-no-such-filie-or-directory

脱獄ツールYaluを使用して脱獄した後、設定アプリ内にある「すべてのコンテンツと設定を消去」で、iOSをリセットした場合、再脱獄するとCydiaでエラーが発生することがある。

Could not open file /va/lib/dpkg/status - open (2: No such file or directory)
The package lists or status file could not be parsed or opened.

情報によると、昔の脱獄ツールを使用した場合、すべてのコンテンツと設定を消去すると、iOS内部に破壊的な影響を与えていたが、iOS9.3.3を脱獄できるPanguやYaluの場合は、そのようなことはない。しかしながら、再脱獄後に上記のようなエラーが発生し、正しく動作しなくなることがあるようだ。

iFileやSSH接続で解決

この問題を修正するには、いくつかのものを強制的に再インストールさせる必要がある。以下はhirakujira氏により投稿されたチュートリアルである。Mach_Portal+Yalu beta3で脱獄した場合のチュートリアルなので、今後のアップデートまたは別の脱獄ツールの場合は注意が必要。

  1. iPhoneで「すべてのコンテンツと設定を消去」する前に、iFileがインストールされている場合は、Mach_Portalアプリをクリックした後に動作するが、そうでない場合はSSH接続を使用する。
  2.  ファイルを2つ削除する。
    1. iFileを使用する場合、以下の2つのファイルを削除する。隠れている可能性があるので、もし表示されていない場合は、設定から「隠しファイルの表示」をオンにする必要がある。
      rejailbreak-yalu

      • /.cydia_no_stash
      • /.installed_yaluX
    2. SSHを使用する場合は、rootで以下のコマンドを入力して2つのファイルを削除する。
      rm /.cydia_no_stash && rm /.installed_yaluX
  3. 再起動
  4. Yaluで脱獄しCydiaを開く。
  5.  Cydiaがフリーズすることがあるが1~2分待つ。それでもフリーズし続ける場合は強制的に再起動する。
  6. 再起動後、脱獄状態の有効化した後、Cydiaは問題なく動作する。

参考・情報元