手動でCydia Substrateを有効にする方法

iOS10.1.1の脱獄が可能になったが、現在はCydia Substrateが無効化されており、ほとんどのTweakが動作しない状態になっている。これはiOS10.1.1の脱獄ツールYaluの開発者による意図的なものであったが、これを強制的に動作させることができるTweak「Substrate Fix (iOS 10)」というものが公開されていた。

これにより強制的にCydia Substrateを動作させることができ、多くのTweakも動作させることが出来ていた。しかし、StashingをインストールするとSubstrate Fix (iOS 10)が動作しなくなり、多くのTweakも動作しなくなるという報告がある。

そこでCydia Substrateを手動で動かすことで対処できることができるようだ。

SSH接続やターミナルアプリでコマンド入力

動作しなくなったSubstrate Fix (iOS 10)も、以下のコマンドを入力して、手動でSubstateを動作させることが出来る。PCなどからSSH接続もしくは、すでにTerminalアプリがインストールされているのであれば可能だ。

iOS10.1.1ではMTerminalなどが動作するようだ。

manual-way-to-start-substrate-1

  1. SSH経由またターミナルを開く
  2. su」と入力
  3. パスワードを入力(デフォルトは「alpine」)
  4. /etc/rc.d/substrate」と入力
  5. killall -9 SpringBoard」と入力

以上のコマンドを入力後、リスプリングが行われ、substrateが動作しているはずだ。

注意したいのは、今回の脱獄ツール開発者である@qwertyoruiopz氏が意図的にsubstrateを無効にしているというところだ。まだ安定しておらず、substrateを使用する脱獄アプリの使用は危険だと判断したため無効化している。その為、これらのことを行うのは非常に危険になる可能性があるので注意していただきたい。

 

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