Windows 10を高速化・快適にする9つの方法

Microsoftは2015年7月29日に正式にWindows 10をリリースした。Windows 8の不人気もあってか、Windows 10に期待していたユーザーも少なくなかった。

Windows 8で使いにくいとも言われていたスタートメニューもWindows 10では再び使えるようになり、新たなインターネットブラウザであるMicrosoft Edgeも現段階では使いやすいとまでは言えないかもしれないが、期待は高まっている。

 

これまでにもいくつか紹介してきたが、ここではWindows 10のあらゆる部分を見直し、システムを高速化する9つの方法を紹介する。

もくじ

注意:

このページで紹介するWindowsのパフォーマンスを向上させるいくつかの手順で問題が起こることはおそらくないが、もし問題が発生した場合はすぐに設定を標準に戻していただきたい。

そして実行は全て自己責任でお願いする。

 

 

その1. アニメーションやエフェクトを無効

Windows 10のデフォルトには、新しいユーザインタフェースやアニメーション、影、その他多くのエフェクトを使用しているが、これらのアニメーションや効果はコンピュータのパフォーマンスに影響を与えている。

次の手順でWindows 10のアニメーションと効果を無効にしてパフォーマンスを向上させることが出来る。

Step1. システムのプロパティを表示する

Windowsスタートメニューや検索、もしくは「Win+R」キーを押し、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示させ「sysdm.cpl」を入力後にエンターを押す。

するとシステムのプロパティが表示される。

sysdm.cpl

Step2. パフォーマンスオプションの視覚効果へ進む

システムのプロパティが表示されると、上部にある「詳細設定」のタブを選択し、パフォーマンスのセクションにある設定をクリックする。
(詳細設定 > パフォーマンス > 設定)

sysdm.cpl-2

Step3. 以下のオプションをオフにする

視覚効果のタブが開かれていることを確認し、以下のチェックボックスのチェックを外す。

  • Windows内のアニメーションコントロールと要素
  • ウィンドウの下に影を表示する
  • ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
  • コンボ ボックスをスライドして開く
  • タスクバーでアニメーションを表示する
  • タスクバーの縮小版のプレビューを保存する
  • デスクトップのアイコン名に影をつける
  • ヒントをフェードまたはスライドして表示する
  • マウスポインターの下に影を表示する
  • メニューをフェードまたはスライドして表示する
  • メニュー項目をクリック後にフェードアウトする
  • リストボックスをなめらかにスクロールする
  • 半透明の[選択]ツールを表示する

sysdm.cpl-3

Step4. 適用をクリックして閉じる

最後に忘れずに適用をクリックしてからウィンドウを閉じる。

 

その2. 全てのアニメーションを一括でオフ

上記のものとは別に、Windows 10のアニメーションを簡単に全て無効にできる方法がある。

Step1. 設定を開く

スタートメニューから設定をクリック、または「Win+I」キーで設定を開く

Windows-plus-i-key

Step2. アニメーションをオフに設定

簡単操作 > その他のオプションへ進み、Windowsでアニメーションを再生するのスイッチをオフに切り替える。

disable-animation-windows-10

 

その3. スタートメニューなどの透明効果を無効

透明効果を無効にすることでもシステムパフォーマンスを改善することが出来る。Windowsのスタートメニューやタスクバー、アクションセンターの透明効果がもし気に入らなければ、設定から簡単に無効にすることが出来る。

Step1. 設定を開く

スタートメニューから設定をクリック、または「Win+I」キーで設定を開く

Windows-plus-i-key

Step2. 透明効果をオフにする

パーソナル設定 > 色へ進み、「スタート、タスクバー、アクションセンターを透明にする」のスイッチをオフに切り替える。

personal-settings-color

 

その4. フォルダーオプションで不要なものを無効

フォルダーオプションを使用して、多くの不要なオプションを無効にすることで、システムのパフォーマンスと機能性を向上させることができる。

Step1. フォルダーオプションを表示する

エクスプローラーを「Win+E」などで開き、上部のツールバーにある「表示」タブをクリックし、「オプション」をクリックし、フォルダーオプションを起動させる。

Windows-key-and-e-key

open-folder-option-from-explorer

Step2. 以下のオプションをオフにする

フォルダーオプションを開いたら、さらに「表示」タブをクリックし、詳細設定にある以下のチェックボックスのチェックを外す

  • フォルダーのヒントにファイルサイズ情報を表示する
  • 空のドライブは表示しない
  • 登録されている拡張子は表示しない
  • フォルダーの結合の競合を非表示にする
  • 暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する
  • フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する

Step3. 適用をクリックして閉じる

最後に忘れずに適用をクリックしてからウィンドウを閉じる。
また、デフォルトに戻したい場合は「既定値に戻す」をクリックすると戻すことが可能。

 

その5. レジストリを調整してパフォーマンスを向上

以前にも記事で説明したとおり、Windows 10はレジストリスクリプトでWindows 10のシステムをスピードアップさせることが出来る。

遅延時間や待機時間、問題のない程度に余分である機能を無効にしているレジストリである。以下のページを参考にしていただきたい。

Windows-speed-up

Windows 10でレジストリを使用してシステムを高速化する方法

 

その6. Windowsのサービスの構成を変更

Windows 10ではいくつかの不要なサービスがバックグラウンドで実行され、システムリソースを消費している。

自動的にWindowsを起動する物が多く、それらを停止またはスタートアップの種類を手動に切り替えることでパフォーマンスの改善に繋がる

こちらについても以前の記事を参考にしていただきたい。

configure-windows-10-services2

Windows 10の不要なサービスを停止して高速化

 

その7. スタートアップから不要なプログラムを削除

サービス同様に、Windowsと同時に自動的に起動し、バックグラウンドで実行し続ける多くの不要なソフトウェアプログラムが存在する。これらのソフトウェアプログラムの見直しをすることでさらにパフォーマンスを向上させることができる。

Step1. タスクマネージャーを起動させる

タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を起動させる。もしくは「Ctrl+Shift+Esc」キーで起動させることも出来る。

Step2. 不要なプログラムを無効にする

「スタートアップ」タブを選択し、Windowsと同時に起動させる必要が無いと思うプログラムを選択し、右下にある「無効にする」をクリックする。

disable-startup-program-from-taskmanager

Step3. PCを再起動

変更を適用するには一度再起動させる必要があるので再起動させて、自動的に起動していないかどうかを確認する。

 

その8. 各種イベントの通知音を無効

Windowsでは、USB接続時やポップアップ通知、リマインダー、バッテリーの通知など、システムイベントが発生するたびにユーザーに通知音で知らせるようになっている。これらの音の通知のすべてまたは一部を必要としない場合は、次の手順でそれらを無効にすることができる。

Step1. サウンドの設定を表示する

Windowsスタートメニューや検索、もしくは「Win+R」キーを押し、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示させ、「mmsys.cpl」を入力後にエンターを押す。するとサウンドの設定が表示される。

mmsys.cpl

Step2. 不要な項目をサウンドなしに設定する

サウンドの設定が表示されると、上部にある「サウンド」のタブを選択し、プログラムイベントのセクションにある変更したい、または無効にしたい項目をクリックした後、サウンド設定を行う。
(サウンドタブ>プログラムイベント>サウンド設定)

左にスピーカーアイコンが表示されている項目はサウンドが再生される項目である。無効にする場合はサウンド設定のプルダウンリスト内の「サウンドなし」に設定する。

disable-system-sound

Step3. 適用をクリックしウィンドウを閉じる

最後に必ずOKボタンまたは適用させてからウィンドウを閉じる必要がある。

 

その9. 不要なプログラムをアンインストール

Windowsを使用していると気がつけば思っていた以上にプログラムをインストールしてしまっていることに気づくことがある。定期的にインストールしているプログラムを見直すことでパフォーマンスの向上に繋がる。

Windows 10ではプログラムをアンインストールする方法はいくつか存在する。

方法1. スタートメニューからアンインストール

Windows 10ではスタートメニューから直接プログラムをアンインストールすることが出来る。

Step1. スタートメニューをクリックする

いつものように左下にあるウィンドウアイコンをクリックする。

Step2. 右クリックしアンインストールする

不要なプログラムを右クリックすると直接アンインストールできる。また、右のタイルを右クリックしてアンインストールすることも出来る。

uninstall-program-from-start-menu

 

方法2. 設定アプリからアンインストール

その他に設定アプリを使ったアンインストール方法がある。

Step1. 設定を開く

スタートメニューから設定をクリック、または「Win+I」キーで設定を開く。

Windows-plus-i-key

Step2. システムをクリックする

設定アプリ内にあるシステムをクリックする。

Step3. 不要なプログラムをアンインストールする

システムから「アプリと機能」を選択し、不要なプログラムを選択しアンインストールする。

uninstall-program-from-setting-app

 

方法3. プログラムと機能からアンインストール

Step1. プログラムと機能を起動させる

Windowsスタートメニューや検索、もしくは「Win+R」キーを押し、ファイル名を指定して実行ダイアログを表示させ、「appwiz.cpl
」を入力後にエンターを押す。

するとプログラムと機能が表示される。

appwiz.cpl

Step2.不要なプログラムをアンインストールする

不要なプログラムを選択し、上部のアンインストールをクリックしてアンインストールする。

uninstall-program-from-control-panel

 

最後に…

ここで紹介したのは9つであるが、その他にももっとWindowsのパフォーマンスの向上に繋がるものが多くあるはずだ。

しかし、一般的にメジャーであるものを紹介しているので、Windowsが重くなってきたと感じた場合、まずはこの辺りから見なおしてみると良いかもしれない。