iOS10の「ホームボタンを押して開く」を無効にしてTouch IDでホーム画面を表示する方法

iOS10では、ロック解除する方法がこれまでとは異なり、「スライドでロック解除」ではなく「ホームボタンを押して開く」という風に変わっている。これとは別に前回記事にした「手前に傾けてスリープ解除」という機能も追加されていた。
これらの機能は慣れれば便利だと感じるかもしれないが、慣れるまでは戸惑うことがあるかもしれない。特にTouch IDでロック解除していたユーザーにとっては面倒に感じることもあるだろう。

ここでは、iOS9の時のようにホームボタンを押してロック解除するのではなく、Touch IDを使ってロック解除する設定方法を簡単に説明する。また、「手前に傾けてスリープ解除」機能を無効または有効にしたい場合はこちらのページを参考ににしていただきたい。

※本記事はTouch IDが搭載されているデバイス向けの記事であることに注意。

 

「ホームボタンを押して開く」を有効または無効にする方法

  1. how-to-turn-off-press-to-unlock-1
    設定>一般>アクセシビリティ

    設定アプリを開き、「一般」の項目をタップし「アクセシビリティ」の項目を順にタップする。

  2. how-to-turn-off-press-to-unlock-2
    「指を当てて開く」をオンまたはオフに

    アクセシビリティ内をずっと下にスクロールし、「ホームボタン」の項目をタップする。そして「指を当てて開く」のスイッチをオンまたはオフに設定する。iOS10にアップデートすると、デフォルトではオフになっている。

以上の設定をすると、「指を当てて開く」をオンにすると、デバイスのロックを解除するために、ホームボタンをクリックする必要はなくなり、以前のiOS9の時のように、Touch IDに指を当ててすばやくホーム画面を表示させることが出来る。