脱獄済みのiOS 8.3や以前のiOSからiOS 8.4にアップグレードし再脱獄する方法

iOS 8.3の脱獄ツールがリリースされていらい何かと慌ただしい脱獄界隈。iOS 8.3で脱獄したのにすぐにiOS 8.4の脱獄ツールが一気に2つ(TaiGPP)もリリースされたりしている。

 

しかし初めて脱獄した場合である場合や慣れていない場合だと、アップグレードはどうしたらよいのかがわからなくなってしまうことがおおい。

ここでは簡単にiOS 8.3以前の脱獄デバイスからiOS 8.4へアップグレードし、脱獄するまでの流れの一例を簡単に説明する。

おおまかな流れ

脱獄済み旧iOSからiOS 8.4で脱獄する手順の基本的な流れとしては以下のようになっている。

  1. iTunesでバックアップ。インストール済みのCydiaのTweakをメモ
  2. 脱獄済みデバイスをiTunesで復元し最新バージョンへアップデート(一度入獄する)
  3. バックアップから復元
  4. 脱獄ツールで脱獄

つまり一度iTunesで復元(入獄)して再度脱獄を行なうことになる。

 

iOS 8.4へアップグレードして脱獄

Step1. 脱獄ツールのダウンロード

こちらのリンクから最新バージョンのTaiGまたはPPをダウンロードする。(TaiGがおすすめ)
(ダウンロードしている間にSHSHを保存しておくとよいかもしれない。)

Step2. 脱獄アプリの記録

Cydiaからインストールできる脱獄アプリ(AppInfoなど)を使う、もしくはスクリーンショットを撮るなどして現在インストールしているTweakを記録しておく。またActivatorは設定>Activator>割り当てにある設定のバックアップを行なっておこう。

Step3. iTunesでバックアップ

iOSデバイスをPCに接続後iTunesを開き、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックする。
バックアップが完了するまでしばらく待つ。ここで脱獄アプリの設定ファイルもいくつかiTunesでバックアップされる。

Step4. 復元と更新

バックアップが完了したら「iPhoneを復元」ボタンをクリックし、ウィンドウダイアログが表示されたら「復元と更新」ボタンをクリックし、iPhoneの復元作業を行なう。

Step5. バックアップから復元

デバイスが初期化された後、「このバックアップから復元」をクリックし、先ほど作成したバックアップを選択する。

Step6. iPhoneの同期や初期設定

iPhoneの初期設定は脱獄手順をスムーズにさせるために基本的にすべてスキップする。「パスコード」や「iPhoneを探す」をオンにしないように。iPhoneが同期されるのをしばらく待つ。

Step7. 脱獄

同期完了後TaiGを起動させ読み込みを待ち、3Kアシスタントのチェックボックスをオフにした後「Start」をクリックする。
脱獄プロセスが始まり、Successと表示されたら脱獄が完了。
一度Cydiaを起動させて確認しよう。

以上の手順でiOS 8.3や、それ以降の脱獄デバイスをiOS 8.4の脱獄デバイスにアップグレードが完了となる。

 

脱獄後は

脱獄アプリの復元を簡単に行なうことが出来るTweakなどがいくつかあるが、バージョンが違うために互換性がなく問題が発生することが多いと言われている。

そのためメモしておいたインストールしておいた脱獄アプリを手動でインストールするのが無難だろう。

 

また、脱獄アプリの設定ファイルも半分以上はiTunesでバックアップしたときに保存されているので、設定ファイルが復元されているTweakであれば、復元・脱獄後に同じTweakをインストールすると設定がそのまま反映されている。